ごあいさつ

GREETINGS

 あらき知財綜合事務所のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 Groove(グルーヴ)という言葉をご存知でしょうか。英語で「溝」を意味する単語ですが、日常会話の中では「うまが合う」「上手くいく」「最高潮である」という意味合いで使われます。

 特に音楽の世界では、演奏者同士の息がぴったり合って、各々の発する音が大きなうねりを作り出し、演奏が最高潮に達したとき、演奏者も聴き手も、まさにこのグルーヴという言葉を強く深く思い起こします。そしてそれは、楽譜だけでは表せないような音楽の偉大な力を感じ、今まで見たこともないような世界を垣間見ることができる、またとない瞬間なのです。

 当事務所は、このグルーヴするという体験をお客様との間で実感したいという考えのもとに、設立いたしました。

 弁理士本来の仕事は、お客様の代理として、知的財産権に関する手続きを行うことです。その意味ではとても静的かつ事務的な仕事ではあります。

 しかし根本的な部分では、その仕事を通じてお客様の想いやご提案を、互いの力を、そして成果を何倍にも大きくしていきたい。そのためにお客様と一緒にグルーヴしていきたいという想いを、常に感じております。

 当事務所のロゴマークにも、お客様と当事務所をふたつの波に喩え、互いに重なり合いグルーヴし、次第に大きな渦を作り出していきたいという思いを込めています。さあ、一緒にグルーヴしていきましょう!

We're Gonna Groove!

弁理士紹介

PROFILE

弁理士 荒木 利之

 はじめまして。代表弁理士の荒木と申します。

 私が弁理士として10年以上活動してきた中で強く感じてきたこと。それは、お客様からご依頼いただいた知的財産権に関する諸手続きを遂行するだけでは、お客様に本当のご満足を感じてはいただけないという点です。

 実際、たとえば特許や商標などの出願を依頼すると大抵の場合、対応が事務的だった、自分の仕事のビジョンを最後まで理解してもらえなかった、親身になってもらえなかったという声を、当事務所に新たにお越しくださったお客様からお聞かせただいたことも少なくありません。

 当事務所では、お客様のご依頼通りに諸手続きを代行する以上に、お客様に本当の満足感を感じていただけるような仕事、お客様の想いを大切にした権利化のお手伝いをしたいと、常に考えております。

 そのためには、技術内容や業務内容の理解にとどまらず、お客様がアイデアを思いついたその背景を理解することが大切です。それは、複数の弁理士で流れ作業的に業務を分担するようなやり方では実現できません。お客様の想いを理解するためには、ひとつの大きな流れの中での多面的な対応が必要だからです。

 あらき知財綜合事務所は決して規模の大きい事務所ではありませんが、お客様ひとりひとりのために時間を惜しまず、全行程を担当します。その点では、他には持ち得ないような強みを持っていると自負しております。

 これまで弁理士としての10年以上の活動の中で、ありとあらゆる分野で1,000件に及ぶ出願手続きに携わって参りましたが、中でもコンピュータソフトウエア関連発明(あらゆるジャンルのプログラム、システム)に関するご依頼では600件以上の実績があります(2020年1月現在)。特にこの分野に関しては、お客様の想いを理解し大切にし、本当のご満足を感じていただけるという当事務所の強みを実感していただけると思います。

1977年

福井県福井市に生まれる

1999年

上智大学理工学部物理学科を卒業

2001年

東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻相関基礎科学系を修了

物性物理学、特に量子ホール効果をテーマに研究(修士論文:量子ホール効果素子における遠赤外分光測定)

同年

出版社に入社

約3年半、雑誌の編集に携わる

2005年

特許事務所に入所

約10年、国内外の特許、意匠、商標を担当。特許は主にソフトウエア、電気電子、機械等の分野で担当

2016年

あらき知財綜合事務所を設立


資格・所属


弁理士(特定侵害訴訟代理付記)、弁理士会関東支部、弁理士会北陸支部、常議員(2020~2021年度)、情報企画委員会所属(2016~2019年度)

 

趣味


楽器演奏、カメラ、自転車、ランニング

 

経験分野


特許・実用新案:ソフトウエア全般、ブロックチェーン、仮想通貨、機械学習、データマイニング、人工知能、仮想現実、データ解析、デバッグ、分散処理、ビジネスモデル、ネットワーク機器、プリンター、複合機、磁気センサ、自動車部品、車載センサ、タッチパネル、デジタルガジェット、AV機器、電気回路、LED、発光装置、照明機器、食品等

所属弁理士 鬼鞍 信太郎

 はじめまして。弁理士の鬼鞍と申します。

 弁理士の仕事は、他の士業と同様、業務範囲が法律である程度定められており、一見するとどの弁理士も似たようなことをやっていて独自性のない世界に見えてしまうという側面があります。

 そのような士業独特の環境下に身を置く者として、自分がお客様に対して提供できる価値とは一体何なのかということをずっと考えてまいりました。

 そんな中で、知財部門の立ち上げ支援をさせて頂く機会を頂き、知財という概念を社内に浸透させるための啓蒙活動や、発明者の思考から生みだされたアイデアの卵を育てる発明発掘活動という仕事を通して、お客様とコミュニケーションを図りながら、寄り添ってご提案をすることの重要性を痛感しました。

 お客様からの指示通りに業務を進めることは楽な作業ですが、それが本当にお客様にとって価値あるとは限りません。

 別の手段はないのか、もっと良い方法はないのかどうかを自分の頭で考え抜き、プラスαでご提案することが他のどこにもないオリジナルの提案となり、それが真の価値提供につながると考えています。

 これまで出会ったお客様も、これからお会いするお客様に対しても、1つ1つのコミュニケーションを大切にし、お客様とのご縁を大切にすることが真の価値提供につながると信じ、そこに自分が弁理士として存在している意義があると考えております。

1980年

東京都大田区に生まれる

2004年

東京理科大学工学部機械工学科を卒業

2006年

東京大学大学院新領域創成科学研究科環境工学専攻を修了

熱流体工学で主に、水冷媒を用いた吸収式冷凍機用の凝縮器の伝熱特性をテーマに研究(修士論文:吸収式冷凍機冷凍機に用いる凝縮器の小型化)

同年

株式会社野村総合研究所に入社

金融システムの設計開発、およびプロジェクトマネジメントを担当

2013年

平田国際特許事務所に入所

国内外の特許出願代理業務や、中小企業向けの知財部門の立ち上げ支援、調査支援ツールの作成、知財啓蒙活動、発明発掘支援を担当。特許の対象分野は、機械、電気、ソフトウェア等

2021年

あらき知財綜合事務所にジョイン

所属弁理士 重泉 達志

慶応義塾大学大学院理工学研究科機械工学専攻・修士課程を修了後、大手自動車会社に勤務。1999年から国内特許事務所勤務を経て、現在に至る。2005年、弁理士登録。 2009年、特定侵害訴訟代理付記。

日本弁理士会・サービス価格検討委員会(2009年)、弁理士業務標準化委員会(2010年)、産業競争力推進委員会(2011年)、日本弁理士会関東支部・中小企業支援委員会(現在)所属。

サービス・料金

SERVICE FEE

 あらき知財綜合事務所では、知的財産権に関する諸手続きという「ビジネスの重要な方向性を決める」ことにもなるサービスの提供について、次のように考えております。

 ただ「安く済んでよかったな」という満足感よりも、お客様が納得できた行程と、そしてその結果に「お金をかけた甲斐があった」という納得感の方が大切だと。

 平成13年に弁理士報酬額表が廃止されて以来、弁理士報酬についての標準は存在せず、各特許事務所が自由にその価格を定めることができるようになりました。

 当事務所でも、廃止以前の弁理士報酬額表を基準としつつ、お客様によりご利用いただきやすいよう、さらに低い費用を設定できるよう努めております。基本的には弁理士会の弁理士報酬アンケートで多数を占める価格帯でサービスを提供しておりますので、価格の面でもご安心してご依頼いただけるものと思います。

 しかしながら、ただただ低コストだけを売りにしたサービス提供を目指してはおりません。お客様の想いを実現するために必要な行程を十二分に考え、時間をかけた綿密な打ち合わせ、アドバイスなど、やり直しがきかないことも多い「権利取得」という業務を安心・確実に進めることを第一と考え、そのために必要な費用をご提案させていただいております(もちろん、諸手続き完了後のアフターフォローも十二分に行わせていただきます)。

 以下に必要な費用を例示しますので、ぜひ参考になさってください。ただし実際の費用はケース・バイ・ケースであることがほとんどですので、まずは無料のお見積りをご依頼ください。

特許

特許出願(スタンダードプラン 明細書10ページ、請求項数3、図面数5の場合)

出願時

¥330,000~

出願手数料(請求項数により変動)、要約書作成料、タイプ代(明細書ページ数により変動)、図面代(図面数により変動)、印紙代(¥14,000)を含みます。費用を抑えたい方には、よりボリュームを抑えたエコノミープランを用意して対応します。

中間時

¥55,000~
or ¥0
(拒絶理由通知なしの場合)

補正書が不要で、意見書のみで対応した場合(意見書の難易度、ページ数により変動)。補正書が必要な場合は別途費用がかかります(¥55,000~)。なお、審査を開始するには特許庁に審査請求をする必要があります。

登録時

¥120,000~

登録手数料、成功報酬(請求項数により変動)、印紙代(請求項数により変動)を含みます。

出願以外の特許に関するサービス・費用についてはお問い合わせいただければお見積もりを送らせていただきます。中小ベンチャー企業・小規模企業等、個人、研究開発型中小企業、大学等の研究者、独立行政法人、TLO等の特許庁の定める出願人の場合、印紙代について減額や免除を受けられる場合がありますのでご相談ください。※表示価格は税抜きです。

アクセス

ACCESS

東京オフィス (Tokyo)


153-0051 東京都目黒区上目黒2-37-7 イーグル上目黒202
Eagle Kamimeguro 202, 2-37-7 Kamimeguro, Meguro-ku, Tokyo Japan ZIP 153-0051

福井オフィス (Fukui)


910-0803 福井県福井市高柳町8-9-26
8-9-26, Takayanagi-cho, Fukui City, Fukui Japan ZIP 920-0803

PHONE


03-6452-2251

FAX


03-6685-5865

お問い合わせ

CONTACT

 お問い合わせ、仕事のご依頼は、お電話をいただくか、フォームからお送りください。フォームからお送りいただいた場合は、数日中にお返事を差し上げます。

 新規性・進歩性の判断、技術的範囲の属否、類否判断等をはじめとする高度な判断を伴うご相談は、お電話やメールで十分な判断及び回答ができませんので、上記「知的財産権に関する相談」のお申し込みをお願いします(※出張対応もさせていただきます)。その際、資料やご自身でまとめたメモ等をご用意いただくと相談時間を有効に使え、対応がスムーズに行えます。

 なお、相談の結果、出願の他、案件の受任に至った場合、相談料は不要です。

守秘義務について

 弁理士は、法律によって依頼者の秘密を守る義務を負っております。弁理士法では違反した場合の罰則も定められており、お問い合わせの際に頂きました情報を、第三者に漏らすことはございません。どうぞ安心してご相談下さい。